人気の15つのキャリアオイルの特徴や効果とは?


精油を安全にかつ効果的に使用するために欠かせないのがキャリアオイルです。
キャリアオイルはベースオイルとも呼ばれ、精油とブレンドしながら使用します。

人気の15つのキャリアオイルとその特徴をご紹介します。

アボカドオイル

オレイン酸、ビタミン類、レイチンなどを豊富に含む栄養価の高いオイルで食用が一般的ですが、美容目的に化粧品原料としても用いられます。

オレイン酸を多く含み吸収がよく、皮膚を柔らかくし保湿作用に優れ乾燥肌を改善します。
肌への働きは保温性が高いため、乾燥肌や老化肌の悩みに積極的に働きかけます。

他のオイルに比べて、角質への浸透力が高く、表皮に用いると肌を柔らかく若々しくする。

ハス種からのものは色が濃く、クロロフィルに富む一方、匂いが強いです。
単独使用も可能ですが、粘りが強く、滑りが悪く香りも強いことから、ホホバオイルなどに10%ほど混ぜて使用すると良いでしょう。

酸化されにくく、長期保存が可能で、低温で固まるが、常温に置くと元の状態に戻ります。

学名 Simmondia chinensis
科名 ウスノキ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
果肉
香りの特徴 コクのあるやや強い香り
使用感の特徴 粘性が高く滑りにくい
注意点 色が濃いタイプのものは強い匂い

アプリコットカーネルオイル

オレイン酸を多く含み浸透性がよく、サラサラした質感で滑りが良いため、マッサージには単独で使用できます。
生産量が少なく価格が高めですが、オレイン酸やビタミン成分をたっぷり含み、美容効果が大です。

栄養価が高さから、原産地の中国では古くから食用としても用いており、漢方ではこの種子の石炭や喘息などの薬として利用します。

粘性が高く伸びが良いので特に乾燥肌、老化肌、敏感肌のフェイシャルにもおすすめです。
皮膚によく浸透して、栄養を与えて柔らかくし、皮膚のくすみや赤み、炎症の改善にも役立ちます。

学名 Pernus armeniaca
科名 バラ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 ほぼ無臭
使用感の特徴 サラサラとした浸透力が高い
注意点 特になし

アルガンオイル

髪や肌に必須な不飽和脂肪酸が80%でビタミンEが豊富で高い抗酸化作用があることから、髪、肌の万能オイルと呼ばれます。

乾燥対策と皮脂コントロールの両方に力を発揮し、髪を艶やかに保ち、パサつきを抑えます

皮膚再生、老化防止、ヘアケア、ひび割れ、皮膚炎の改善、傷跡を消すのに効果的です。

学名 Argania spinosa
科名 アカテツ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 ほぼ無臭
使用感の特徴 しっとりとして浸透力が高い
注意点 特になし

イブニングプリムローズオイル・月見草オイル

イブニングプリムローズオイルや月見オイルと呼ばれます。

アンチエイジング効果の高いオイルとして、皮膚の老化防止、炎症、乾燥、更年期障害、月経障害、神経性皮膚疾患に効果があると言われ、最近人気が高まっています。

単独で使用する場合は、美容液として毎日スキンケアにプラスするとシワやたるみを防いで若い肌を維持します。

肌への働きはシワを予防し、ハリのある肌に導き保湿効果に優れ乾燥肌や換装によるかゆみ炎症などを改善します。
キングス・キュアオールの異名をもち、北米の先住民は外傷の治療に用いていました。

学名 Oenothera biennis
科名 アカバナ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 まったりとしたクセのある香り
使用感の特徴 粘性が高く酸化しやすい
注意点 独特の強い匂い、酸化が早い

ウィートジャムオイル・小麦胚芽オイル

ウィートジャムオイルはビタミンEを豊富に含むことで有名なオイルで、抗酸化作用に優れ、活性酸素を消去して老朽化防止に役立ちます。

肌への働きは豊富なビタミンEが血行を促し、細胞保護、酸化防止、保湿、皮膚再生作用に優れています。
乾燥や肌荒れ、老化防止、ドライスキン、ひび割れ、皮膚炎、皮膚疾患に有効です。

粘性が強く使用感が重いため、マッサージに単独で用いることはほとんどなく、他の植物油に1-5%程度ブレンドします。
マッサージによって冷え性やスポーツの筋肉痛が緩和されます。

小麦アレルギーの場合は使用しないようにしましょう。

学名 Triticum vulgare
科名 イネ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
胚芽
香りの特徴 穀類のやや強い香り
使用感の特徴 粘性が高いのでブレンドして使用
注意点 粘度が高く、匂いが強い

オリーブオイル

食用として有名ですが、その栄養価の高さから美容や医療の目的に用いられるオイルで、精油としては食用ではなく、必ず肌用のオリーブオイルを使いましょう。

ビタミンAやEを含み、炎症を抑え、乾燥肌に潤いを与え、シワを予防し、肌に優しい石鹸の原料としても人気です。
マッサージに使用すると筋肉の疲労因子である乳酸の排出を促し、皮膚を滑らかに整え、炎症やかゆみを抑え、妊娠線の予防にも効果があります。

ヘアトリートメント効果があり、シャンプーに向いています。
香りが強く粘度が高いので、局部的な使用に向きます。

学名 Olea europaea
科名 モクセイ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
果実
香りの特徴 果肉の特有のフルーティな独特の香り
使用感の特徴 保湿力が高く、乾燥肌にぴったり
注意点 目に入ると刺激がある

カスターオイル・キャスターオイル・ヒシマオイル

日本ではヒシマ油でおなじみのカスターオイルで、良質なものは多くの素晴らしい効能を持っており、体に湿布をするだけで、全身の免疫力を強化するとも言われています。

また、体に溜まった老廃物を排出する働きもあり、便秘や関節の痛み、体がだるいといった様々な不調の改善にも役立ちます。

粘性が高く、マッサージには向きません。
お腹や腰などをマッサージすると便秘の改善に効果的で、リップバームや下剤として使われ、アーユルベーダでは腰痛、リウマチのために使用します。

学名 Ricinus communis
科名 トウダイグサ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 わずかだが特有の香りがある
使用感の特徴 粘性が高い保温録も高い
注意点 粘度が高い、飲むと下痢の働きをする

カレンデュラオイル

マリーゴールドの花をオリーブなどに漬け込むことによりできます。

皮膚の炎症や乾燥、オムツかぶれ、ひび割れ、荒れた肌、切り傷や肌荒れなどの皮膚のトラブルに使用されることが多いです。

また、肌への働きは角質除去、皮膚の再生・軟化、保湿など、美肌効果が非常に高いです。
肌質を選ばないが、特に乾燥肌や荒れた肌に有効で赤ちゃんにも使えます。

学名 Calendula officinalis
科名 キク科
抽出方法
抽出部位
浸出油
香りの特徴 コクのあるやや強い香り
使用感の特徴 サラサラして、伸びが良い
注意点 特になし

カメリアオイル

椿油といえば、安全性の高い日本産の植物油で、日本では昔から女性の黒髪を美しく保つ油として重宝されてきました。
皮膚への浸透性が高く、安定性があり、紫外線防止効果があるので、髪や肌を日焼けから守ることができます

皮膚に優しく保湿作用に優れ、湿疹やアトピー性皮膚炎にも使用されます。
ドライヤーやカラーリングのダメージから髪に守り、サラサラに保ちます

学名 Camellia japonica
科名 ツバキ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 ほぼ無臭
使用感の特徴 べとつかず肌なじみがよい
注意点 独特な香りがある

ココナッツオイル

組成の90%を飽和脂肪酸が占め、安定性が高く、酸化しにくく、熱に強いオイルです。
浸透性が高く皮膚を整えるので、美容オイルやマッサージに向き、全ての肌質に使用できます。

常温では固形ですが、体温で温めれば液化します。
保存期間が長いので、他のオイルに混ぜると酸化防止剤の働きをします。

学名 Cocos nucifera
科名 ヤシ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
果肉
香りの特徴 ココナッツの甘い香り
使用感の特徴 植物油の中でもっとも軽いと言われる
注意点 精油を加える時は湯煎で溶かす

スイートアーモンドオイル

スイートアーモンドの種子から取れる、アロマトリートメントを行うサロンでもっとも頻繁に使われているオイルです。

人気の秘密は高い栄養価でビタミンA・Bを多く含み、保温効果も高いです。
日焼け後、皮膚の炎症、乾燥、かゆみ、ひび割れに効果的です。

皮膚への浸透に優れ、皮膚に優しく、比較的さっぱりとした使用感をもち、赤ちゃんや敏感肌への使用に向いています。
滑らかですべりがよく、マッサージに用いるとリラックス感が高まります。

学名 Prunus amygdalus
科名 バラ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 ほのかにアーモンドの香ばしい香り
使用感の特徴 滑らかですべりがよくマッサージに
注意点 酸化がとても早い

セサミオイル

日本人にとっても大変身近なオイルですが、料理に用いる色の濃いごま油はゴマを栽培してから圧搾したものですので、食用のセサミオイルをアロマテラピーには使わないようにしましょう。

アーユルベーダに使用されるオイルで、スキンケアとともに神経強壮の作用があり、抵抗力をつけます。

肌への働きはビタミンEやミネラルを豊富に含み、老化が気になる肌に効果的です。
体をオタため、冷え性や腰痛、肩こりなどの症状に緩和します。

学名 Sesamum indicum
科名 ゴマ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 ほぼ無臭
使用感の特徴 粘性の低く香りの弱いものはマッサージに
注意点 有機栽培のものを選ぶこと

セントジョンズワートオイル

花を他の植物油に浸して作る浸出油で、植物油はバージンオリーブオイルを用いるのが一般的です。
単独でも使用できますが、比較的効果的なオイルなので、他のオイルに10-20%の割合でブレンドするとよいでしょう。

鎮静、抗炎症作用に優れ、火傷、日焼け、神経痛、痛み、捻挫、むくみなどに効果的です。
体に溜まった老廃物を排出させ、むくみやだるさをとります。

学名 Hypericum perforatum
科名 オトギリソウ科
抽出方法
抽出部位
浸出油
花、葉
香りの特徴 ハーブ系の落ち着いた香り
使用感の特徴 粘性はやや高い
注意点 光感作

ホホバオイル

一般的にオイルの仲間とされていますが、成分的には植物性の液体のろう(ワックス)です。
非常に酸化しにくく、品質が安定し、持ちが良いのが特徴で、低温になると凝固しますが、温まると液体に戻ります。

浸透性や保温効果も高く、肌質を選ばないので、初心者にもおすすめです。
トリートメントだけでなく手作り化粧品に最適な、抗酸化作用が強いオイルです。
髪のキューティクル保護にも良いでしょう。

学名 Simmondsia cbinensis
科名 シモンジア科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
種子
香りの特徴 ほとんどなし
使用感の特徴 低音で固形に。常温では浸透力の良い液体
注意点 10度以下になると固形状になる

マカデミアナッツオイル

安全性が高くつかい心地のキャリアオイルで、加齢とともに皮膚から減少することで老化を早めるパルミトレイン酸を含むため、老化肌の若返りに有効です。

皮膚を保温し、滑らかに整え、紫外線から肌を守り、シワや乾燥肌の予防などの肌の老化防止も期待できます。
「消えて無くなるオイル」と表現されるほど浸透性も優秀です。

学名 Macadamia ternifolia
科名 ヤマモガシ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法、溶剤抽出法
種子
香りの特徴 ほのかなナッツ臭
使用感の特徴 さらっとして浸透力と保湿力に優れる
注意点 特になし

ローズヒップオイル

ドッグローズという野バラから取れるオイルで、シワの改善や美白のパワーに大きな期待が寄せられる美容オイルとして有名です。

肌への働きはしみ、シワ、くすみ、ニキビ跡、乾燥肌、妊娠線のケア、たるみなど、加齢や生活環境の悪化による肌の衰えを改善します。

コラーゲンの生成を促進し、皮膚の弾力を取り戻して活性化し、シワを予防します。
単独で少量を美容液、または他のオイルとブレンドしてフェイスマッサージにすると効果的です。

学名 Rose mosqueta
科名 バラ科
抽出方法
抽出部位
圧搾法
果実・種子
香りの特徴 フルーティーな香り
使用感の特徴 ねっとりとして美容液のよう
注意点 特徴のある匂いを持つ、酸化が早い

 

たくさんのキャリーオイルをご紹介しました。
ぜひ使ってみましょう




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