カユプテ【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「カユプテ」の特徴や詳細のご説明です。
生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

カユプテの精油の特徴

オーストラリア原産の常緑樹で、木の幹は褐色を帯びた灰白色です。
葉は5-7cmで細長く、夏に針のような白色の花が集まったブラシ状の花序を枝の先につけます。

生命力が強いので、栽培せずに原生林で採取します。
ティートゥリーの近縁種にあたり、東南アジアでは万能薬的に使用されています。
タイガーバームにも調合されている成分で、優れた殺菌力を持ち、スッキリとした香りのする精油です。

カユプテの基礎情報

精油名 Cajeput/カユプテ
学名 Melaleuca cajeputi
科名 フトモモ科
産地 インドネシア、オーストラリア、ニューカレドニア、マレーシア、ベトナム
抽出方法 水蒸気蒸留法
葉、枝
抽出部位 シネオール:58%
スパチュレノール:6%
グロブロール:8%
薬理作用 去痰
抗ウイルス
抗炎症
抗痙攣
抗真菌
抗リウマチ
殺菌
鎮咳
薬理作用 筋骨格系:関節炎、リウマチ、神経痛、痛風、腰痛
呼吸器系:喘息、鼻炎、喉の痛み、風邪、インフルエンザ
消化器系:大腸炎
心理的効果 気持ちを安定させ、活性化する
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
呼吸器刺激
女性ホルモン
香りの イメージ ユーカリの香り
樟脳の香り
木材の香り
爽やかな香り
発揮度 トップ〜ミドル
香りの強さ 中〜強
使い方 クリームにブレンドし、咳が続く時に胸に少量塗る
相性のいい精油 サイプレス、ジュニパーベリー、ゼラニウム、タイム、ベルガモット、パルマローザ、ラベンダー、ローズマリー
心への働き 気持ちを盛り上げ、やる気にさせる
体への働き せき、のどの痛みの症状をやわらげる
膀胱炎など泌尿器系の不調を改善する
肌への働き 火傷や切り傷の治りを促す
脂性肌を整え、ニキビの治りを促す

アロマテラピーでの用途・効果・効能

感染症や皮膚病、火傷や切り傷、さらにリウマチや神経痛、筋肉痛などに利用されたことがあります。

また、風邪のひきはじめに、カユプテのアロマバスでゆっくりと温まると、汗とともに毒素の排出を促し、回復を早めます。
頭痛や偏頭痛には、コメカミと首の後ろに塗ると清涼感とともに痛みが緩和されます。
筋肉痛やセルライトにはブレンドしたマッサージオイルで部位をもみほぐします。