カモミール ローマン【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「カモミールローマン」の特徴や詳細のご説明です。
生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

カモミールローマンの精油の特徴

欧州原産の多年生草木植物で草丈は30cmほどで地面を這うように育ちます。
そのため「香りの芝生」という別名があります。

花部は中央部が黄色、縁部が白色のものと、白い縁部を多数もつ八重のものがあります。
葉は線形で羽のようにつき、根っこは強く、生命力の高い植物です。

カモミール ローマンはリンゴのようなフルーティーな香りが特徴的ですが、変色がしやすいので、湿気が高い場所での保管は控える必要があります。
また、通経作用があるため、妊娠中は使用できません。

カモミール ローマンの基礎情報

精油名 Chamomile Roman/カモミールローマン
学名 Anthemis nobilis
科名 キク科
産地 アルゼンチン、フランス、モロッコ、イタリア

抽出方法

水蒸気蒸留法

抽出部位

主な成分

イソ酪酸3-メチルペンチル:12%
アンゲリカ酸3-メチル-2-プロペニル:12%
アンゲリカ酸イソアミル:18%
アンゲリカ酸3-メチルペンチル:22%
ピノカルベオール:5%

薬理作用

駆風
解熱
去痰
抗炎症
抗痙攣
制吐
鎮静
通経
適応疾患 精神神経系:不眠症、心身症、うつ病、過緊張、頭痛、歯痛
筋骨格系:筋肉痙攣、捻挫、打撲、筋肉痛、関節炎、リウマチ 呼吸器系:呼吸困難、喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎
消化器系:便秘、吐き気、腹痛、消化不良 その他:緩和ケア
心理的効果 緊張の抑制
心の平穏
健康有害性 皮膚感作
呼吸器刺激
香りの イメージ リンゴの香り
花の香り
爽やかな香り
甘い香り
発揮度 トップノート
香りの強さ 中〜強
使い方 抗炎症、リラックス作用を生かした毎日のスキンケアローションに
相性のいい精油 イランイラン、シダーウッド、ジャスミン、ベルガモット、メリッサ、ラベンダー、ローズマリー
心への働き 悩みを抱えて沈んだ気持ちを励ます
ネガティブな感情を抑え、心地よい眠りに誘う
体への働き 頭痛、歯痛・生理痛、関節痛を和らげる
消化不良や便秘の改善に
肌への働き 肌荒れ、乾燥肌、ニキビ肌にも使える

アロマテラピーでの用途・効果・効能

カモミール ローマンは恐怖、怒り、緊張、不安など強い感情を抑えて、心を穏やかにして安眠へと導いてくれる香りです。

母性の香り」とも言われており、母親として自信をつけてくれたり、母になる喜びを再認識させます。

身体的な効果は女性系トラブルに効果的です。
腹部や仙骨に精油を塗ることで、重い生理痛やストレス性の不調の改善に繋がります。
フィナンシャルにも最適で、肌の引締め、キメを整え、ハリをもたらし、炎症を抑える働きがあります。
同時に敏感肌、乾燥肌、老化肌にも最適です。