カモミール ジャーマン【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「カモミール ジャーマン」の特徴や詳細のご説明です。
生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

カモミール ジャーマンの精油の特徴

欧州から西アジアにかけて自生する多年生草本植物で草丈は30-60cmほどで、葉は羽状複葉であり、春先に花を咲かせます。

カモミールジャーマンは見た目がカモミールローマンと似ており、カモミールジャーマンはハーブティに利用されることが多いです。

また、カモミールジャーマンは精油を抽出する過程でカマズレンという成分が生じるところがカモミール ローマンとの違いです。

精油の特徴はインクのような青色の液体で、独特な深みのあるリンゴのような甘みのある香りです。

そのため、名前はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味する「カマイメーロン」が由来となっています。
注意点は通経作用があるため、妊娠中の女性には使用できません。

カモミール ジャーマンの基礎情報

精油名 Chamomile German/カモミール ジャーマン
学名 Matricaria recutita
科名 キク科
産地 エジプト、ドイツ、ハンガリー、フランス

抽出方法

水蒸気蒸留法

抽出部位

主な成分

 

アルテミシアケトン:4%
β-ファルネセン:12%
α-ビサボロール:13%
α-ビサボロールオキサイドA:38%
α-ビサボロールオキサイドB:7%
薬理作用 駆風
抗炎症
抗痙攣
鎮静
通経
免疫賦活
癒傷
適応疾患 筋骨格系:筋肉痙攣、捻挫、打撲、筋肉痛、関節炎
呼吸器系:鼻づまり、喉の痛み
消化器系:胃腸炎、腹痛、消化不良、嘔吐
婦人科系:月経痛、月経困難症、更年期障害
皮膚科系:アトピー性皮膚炎、湿疹、皮膚炎、外傷
その他:ハエの殺虫
心理的効果 怒りの鎮静化
過去の感情の解放
心の平穏
健康有害性 呼吸器刺激
香りの イメージ 花の香り
リンゴの香り
白檀のような香り
甘い香り
トップノート
香りの強さ
使い方 肌荒れ用のクリームに
相性のいい精油 イランイラン、ゼラニウム、ベルガモット、マジョラムスイート、 ラベンダー
心への働き 安らぎを与え、心地よい眠りに誘う
体への働き 関節の痛みを和らげる
更年期障害の症状を改善する
切り傷の治療を促進する
肌への働き 抗炎症作用があるので、肌が荒れているときに良い

アロマテラピーでの用途・効果・効能

カモミール ジャーマンの香りは自己主張や自己表現力を高め、自己を受容する力をもたらしますので、コミュニケーションが苦手な方や発言に自信のない方にはオススメです。

また、逆境やピンチのシーン、ネガティブな要素をポジティブに捉えエネルギーに変えることもできます。

身体的な効果は婦人科系トラブル、生理痛などに効果を発揮します。
胃腸系のトラブルや不調にも効果的で、肌に直接塗ったり、ハーブティーとして飲むことでお腹の調子を整えることができます。