サイプレス【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「サイプレス」の特徴や詳細のご説明です。 生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

サイプラスの精油の特徴

日本名を「糸杉(イトスギ)」という常緑針葉樹で、樹形は円錐形枝が横には広がらず、バランスのとれた形をしています。
地中海地方に多く自生し、耐寒性であり、木部は黄赤色で硬く、灰褐色の球果をつけます。
ギリシャでは庭園の墓地で親しまれ、キプロス島からその名がついたとされます。
サイプレスは腐敗しにくく、建築材や彫刻や棺などによく使われ、死の場面との繋がりが強い植物でもあります。
香りの特徴はウッディで爽やかな森林浴のような香りで、ジュニパーにも似ていますが、それほど苦味がなく少し甘さもあります。
刺激が強いてめ敏感な肌には注意が必要で、ホルモン系の働きをするため妊娠中には不向きです。

 

サイプレスの基礎情報

精油名 Cypress/サイプレス
学名 Cupressus sempervirens
科名 ヒノキ科
産地 スペイン、フランス、ブラジル、モロッコ、イタリア
抽出方法 水蒸気蒸留法

抽出方法

抽出部位 α-ピネン:48% カレン:19% テルピノレン:5%
主な成分 抗痙攣
鎮咳
鎮痙
癒傷
利尿
薬理作用 精神神経系:精神疲労
筋骨格系:筋肉痙攣、捻挫、打撲、筋違い、こむらがえり
循環器系:静脈癌、冷え性
呼吸器系:喘息、気管支炎 婦人科系:月経前緊張症、月経困難症、更年期障害
心理的効果 感情的にトラウマに作用し、心を落ち着ける
安全の感覚を再確認する
喪失感の緩和
呼吸とともに怒りの鎮静
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
眼刺激
呼吸刺激
香りの イメージ 針葉樹の香り
森の香り
木材の香り
緑の香り
発揮度 トップノート
香りの強さ
使い方 皮脂を抑えるスキンケアに
相性のいい精油 オレンジスイート、クラリセージ、グレープフルーツ、サンダルウッド、ジュニパーベリー、ベルガモット、ベンゾイン、ラベンダー、レモン、ローズマリー
心への働き 気持ちを引き締め、冷静な判断を促す
体への働き むくみを改善し、体を引き締める
ホルモンバランスを整え、生理不順に働く
せきや気管支炎の不調を改善する
肌への働き 汗を抑え、ニキビ肌や脂性肌をととのえる

アロマテラピーでの用途・効果・効能

精神を浄化し、迷いや不安や怒りをなくし、心に落ち着きをもたらします。
アロマバスなどに向いており、心を鎮めたり、リラックスしたいときに最適です。
身体的効果はむくみやセルライトに良いとされています。
また、消臭効果や温湿布のような効果もあり、体液を多く排出しすぎている状態にも役立ちます。
皮脂分泌過剰や開きすぎた毛穴、脂性の赤ら顔などにおすすめです。