ジャスミン【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「ジャスミン」の特徴や詳細のご説明です。 生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

ジャスミンの精油の特徴

イランや北インドが原産で日本へは中国を経て渡来しました。
落葉樹のつる植物で6mほどに生長し、葉は長く、奇数羽状複葉で、小葉は卵状楕円形です。
蕾は淡いピンクからやや濃い色で、開くと5弁の星形で直径3cmほどの白い花が枝先や上部の葉腋につき、甘い香りがします。

月夜に魅惑的に咲き誇り、夜が明け、陽が差し込むと香りが無くなるため、ジャスミンを摘む作業は方向の強い夜に行われます。
ジャスミンにはロイヤル ジャスミンとジャスミン サンバックの2つがあり、ジャスミン サンバックはとても高価で、なかなか見つけることができません。

香りの特徴はロイヤル ジャスミンは非常に濃く甘くエキゾチックなフローラル調の香りです。 ジャスミン サンバックはややグリーン調でジャスミンティーなどにも用いられます。 ジャスミンは通経作用があるため、妊娠中の使用はできません。 また、強い濃度で嗅ぎすぎると頭痛や吐き気を起こす可能性があります。

ジャスミンの基礎情報

精油名 Jasmin/ジャスミン
学名 Jasminum
科名 モクセイ科
産地 エジプト、中国、フランス、モロッコ、アルジェリア、イタリア、イラン
抽出方法 溶剤抽出法

抽出部位

主な成分 酢酸ベンジル:20%
リナロール:5%
インドール:4%
安息香酸ベンジル:12%
イソフィトール:8%
薬理作用 抗痙攣
高揚
刺激
鎮静
通経
適応疾患 精神神経系:神経疲労、うつ病、ストレス、産後うつ
筋骨格系:筋肉痛、捻挫
循環器系:高血圧
婦人科系:分娩遅延、月経困難症
心理的効果 神経疲労
失望感を刺激し、気持ちの高揚
不安、無力感、ジレンマからの回復
感情のバランスを整える
愛情 歓喜 幸福感を高める
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
子宮収縮
香りの イメージ ジャスミンの香り
花の香り
甘い香り
便臭
発揮度 ミドルノート
香りの強さ 強め
使い方 マンダリンやラベンダーとブレンドすると妊娠線を目立たなくするマッサージオイルになる
相性のいい精油 オレンジスイート、サンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、ベルガモット、メリッサ
心への働き 気持ちの高ぶりを鎮める 躁鬱をやわらげる
体への働き 月経痛をやわらげる
肌への働き -

アロマテラピーでの用途・効果・効能

ジャスミンの香りは女性としての自信を取り戻させてくれる香りで、頑張りすぎて緊張している気持ちをほぐします。
また、冗長に深く作用し、感情の混乱からくる不安を和らげる作用もあります。
産後のマタニティーブルーの気持ちを楽にしたり、更年期特有の女性の疾走感への不安な気持ちにも働きかけます。
身体的にはあらゆる女性系のトラブルに効果的です。
例えば、子宮強壮や出産時の陣痛の促進、母乳のケア、産後のケア、思春期における未発達の子宮などに働きかけます。 ジャスミンは女性だけでなく、男性の生殖器トラブルにも良いとされています。