マンダリン【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「マンダリン」の特徴や詳細のご説明です。 生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

マンダリンの精油の特徴

インドのアッサム地方原産の常緑低木で、交雑しながら世界の各地に広がったとされ、日本には中国経由で渡来したと考えられています。
木はしなやかな常緑樹で、葉は光沢があり、香りの良い小さな花がたくさん枝につき、秋から冬に食用となる果実をつけます。
果実は熟すると明るいオレンジから赤に増していき、果皮を表面は滑らかで薄く、手で簡単に剥くことができます。

橙色の液体で青スミレを思わせるフローラルな基調をもち、デリケートで甘く、ツンとする香りです。
マンダリンはとても安全性の高い精油で光毒性もあり、妊婦さんも安心して使用できます。

マンダリンの基礎情報

精油名 Mandarin/マンダリン
学名 Cirus reticulata
科名 ミカン科
産地 アルゼンチン、イタリア、中国、スペイン、ブラジル、ギリシャ
抽出方法 圧搾法
抽出部位 果皮
主な成分 リモネン:65% テルピネン:19%
薬理作用 抗痙攣 催眠 鎮静
適応疾患 精神神経系:うつ病、不安障害、不眠症、神経緊張
消化器系:腹痛、便秘、消化不良、胃腸障害
心理的効果 やさしくなだめ、幸福感を促進
気分をリフレッシュし、心を明るく高揚させ、自信を取り戻す
健康有害性 皮膚刺激、皮膚感作、呼吸器刺激、光毒性
香りの イメージ 柑橘の香り
果皮の香り
甘い香り
ベリーの香り
発揮度 トップノート
香りの強さ
使い方 安眠のためのルームスプレーに
相性のいい精油 カモミールローマン、グレープフルーツ、ネロリ、パルマローザ、マジョラムスイート、ライム、ラベンダー、レモン
心への働き 気持ちを明るく盛り上げる
不安を取り除いたり、やわらげる
体への働き 食欲を増進させ、消化器を強化させる
便秘を解消させる
肌への働き 皮膚をなめらかに整える

アロマテラピーでの用途・効果・効用

マンダリンは「子供のオイル」と言われており、柔らかく穏やかで甘い香りを嗅ぐと、安心感を覚え、優しい気持ちになれる精油です。
自分の中に存在する子供的な心情を抱え、大人になりきれない人たちにとても有効で、過去のネガティブな感情や経験から解放されます。

柑橘系の香りの特徴で、消化器トラブルにも効果を発揮し、食欲不振や消化不良、拒食症、過食症にもよいです。