ネロリ【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「ネロリ」の特徴や詳細のご説明です。 生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

ネロリの精油の特徴

ネロリの木の先祖は橘の木と言われており、中国原産の樹高4-5mの常用小高木です。初夏に芳香のある白い花が咲き、冬に果実が黄熟します。
ネロリは花弁が暑く、ベルベット状の繊細な花弁で触るとほろほろと崩れてるため、摘み取る作業は熟練の技となります。

ネロリは希少性も高いため、偽物も多くあり、偽物にはプチグレンを混ぜたような青い香りがしますが、本物はフローラルで華やかさがあり、甘い上品な香りです。 非常に安全性の高い精油として知られており、特段注意点などはありません。

ネロリの基礎情報

精油名 Neroli/ネロリ
学名 Citrus auranitium
科名 ミカン科
産地 チュニジア、フランス、モロッコ
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位
主な成分 β-ピネン:15%
サビネン:9%
リモネン:13%
テルピネン:7%
リナロール:29%
薬理作用 抗うつ
抗炎症
抗菌
催眠
催淫
鎮静
癒傷
適応疾患 精神神経系:うつ病、不眠症、不安障害、神経疲労、ストレス
消化器系:慢性の下痢、腹痛、神経性消化不良
婦人科系:更年期障害 皮膚科系:外傷
心理的効果 自然の精神安定剤
うつ、心配性、ショック 心身ともに穏やかにリラックス
失望感から安堵感へ
自信、勇気、喜び、平和、幸福感
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
眼刺激
呼吸器刺激
香りの イメージ 花の香り
ベリーの香り
甘い香り
爽やかな香り
発揮度 ミドルノート
香りの強さ 強め
使い方 アンチエイジングのためのフェイシャルマッサージに
相性のいい精油 イランイラン、オレンジスイート、サンダルウッド、ジャスミン、ゼラニウム、パルマローザ、プチグレイン、ベルガモット、ライム、ラベンダー、ローズマリー
心への働き 不安、緊張をほぐし、気持ちを落ち着ける 交感神経を鎮め、不眠症を改善する
体への働き 血行をよくする 催眠効果がある
肌への働き 肌に弾力を与え、シワやたるみを防ぐ

アロマテラピーでの用途・効果・効能

ネロリの精油は重症な鬱や不眠などを緩和し、心に蓄積した負の感情を少しづつ解きほぐします。
緊張や不安からくる腹痛や頭痛や痛みにも有効で、ホルモン調整作用も期待できます。