ペパーミント【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「ペパーミント」の特徴や詳細のご説明です。 生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

ペパーミントの精油の特徴

ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交雑種で、繁殖力旺盛で育てやすいハーブです。
欧州原産の多年生草本植物で、草丈20cmほどになり、シソ科の特徴でもある唇弁を持った、しろや紫の花を夏に咲かせ、全草にメントールの芳香をもちます。

日当たりの良い場所、やや日陰の場所を好み、少し枯れてもすぐに芽を出す生命力を持ち合わせています。
清涼感あふれるクリアな香りは仄かに甘さも感じさせます。
目の粘膜や敏感肌を刺激してしまうことがあるので、取り扱いには注意が必要です。

ペパーミントの基礎情報

精油名 Peppermint/ペパーミント
学名 Mentha piperita
科名 シソ科
産地 イタリア、インド、フランス、米国、ブルガリア
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 全草
主な成分 リモネン:5%
シネオール:8%
イソメントン:5%
メントン:23%
メントール:38%
薬理作用 去痰
駆風
健胃
抗炎症
抗痙攣
抗菌
消毒
発赤
通経
適応疾患 精神神経系:禁煙欲求、集中力低下、精神疲労、頭痛、偏頭痛、めまい
筋骨格系:肩こり、筋肉痙攣、捻挫、打撲、筋肉痛、関節痛、腹痛
呼吸器系:鼻づまりによる呼吸困難、喘息、気管支炎、鼻炎
消化器系:消化不良、腹痛、胃痛、下痢、嘔吐、乗り物酔い、内視鏡時の胃腸痙攣
産婦人科系:月経前緊張 その他:口臭、歯周病
心理的効果 覚醒
怒り、リステリーを好転
精神疲労と抑うつに瞬時的に気分を変化
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
眼刺激
呼吸器刺激
香りの イメージ ミントの香り
清涼感のある香り
樟脳の香り
枯草の香り
発揮度 トップ〜ミドルノート
香りの強さ 強め
使い方 鎮痛のボディオイルに
相性のいい精油 サイプレス、シダーウッド、ニアウリ、ラベンダー
心への働き 怒りによる興奮や疲労した心を鎮める
脳を刺激して意識をクリアにさせる
体への働き 下痢や便秘、吐き気、乗り物酔いをやわらげる 呼吸器系の痛み、頭痛、歯痛、筋肉痛をやわらげる
肌への働き ニキビや日焼けの炎症をしずめる かゆみを抑える

アロマテラピーでの用途・効果・効能

精神疲労や眠気を拭い去り、頭をスッキリさせ、気分をリフレッシュさせます。 イライラやヒステリックな時にも有効で、自分の中にある不要な感情を切り離すサポートをする精油です。
身体的にも気分が悪い時やムカムカしている時にスッキリさせてくれます。 冷却作用があるため、額への冷湿布や足湯によるほてりや発熱時には有効です。