パイン【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「パイン」の特徴や詳細のご説明です。 生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

パインの精油の特徴

欧州からアジアなど広い地域で自生する常緑針葉樹です。 生育する土地を選ばず、水分もあまり必要としないため、砂地でもよく育ちます。 樹高は25-40mほどに生長し、樹皮の色は幹は灰色、枝は橙色、葉は針状で強く硬く長さは2.5-5cmで、2本ずつの束となります。

種子は黒く3-5mmの大きさで羽がつき、マツボックリとして知られる球果をつけ、葉とともに精油の原材料として使用されます。
香りは強くドライでバルサム調な松のようです。

パインの基礎情報

精油名 Pine/パイン
学名 Pinus sylvestris
科名 マツ科
産地 オーストラリア、ロシア、フランス
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位
主な成分 α-ピネン:28%
カレン:23%
カジネン:5%
カンフェン:4%
カリオフィレンオキサイド:5%
薬理作用 去痰
抗菌
消毒
鎮静
鎮痙
発汗
適応疾患 筋骨格系:筋肉痙攣、関節炎、筋肉痛、神経痛、リウマチ、痛風
呼吸器系:喘息、気管支炎、咽頭炎、インフルエンザ、鼻炎、風邪
泌尿科系:膀胱炎、腎炎、前立腺炎
心理的効果 精神的ストレスを緩和
全身の活性化
呼吸器のリフレッシュ
偏頭痛
精神疲労
抑うつ
神経強壮
集中力
決断力
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
呼吸器刺激
香りの イメージ 針葉樹の香り
森の香り
樟脳の香り
緑の香り
発揮度 ミドルノート
香りの強さ 中〜強め
使い方 緊張を緩めたい時、ハンカチに1滴落とし吸引する
相性のいい精油 クローブ、サイプレス、シダーウッド、タイム、ティートリー、ニアウリ、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー
心への働き 疲れた心をやわらげ、元気にさせる
体への働き 呼吸器系の痛みや鼻づまりをやわらげる
血液循環を刺激し、関節の痛みをやわらげる
肌への働き 湿疹や切り傷、皮膚の炎症を鎮める

アロマテラピーでの用途・効果・効能

パインの香りを嗅ぐと、心身に活力がみなぎるため、気力が湧かない時や衰弱した時、精神・肉体疲労が溜まっている時に働きかけてくれます。

ストレスと闘うホルモンを増強させ、ストレスに打ち勝つエネルギーを補充してくれます。
呼吸器系強壮作用による喘息、気管支炎、喉の痛み、風邪、インフルエンザの改善も期待できます。