サンダルウッド【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「サンダルウッド」の特徴や詳細をご説明です。
生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

サンダルウッドの精油の特徴

インド原産でオセアニアに自生する熱帯性常緑樹で樹高20mほどになり、40-60年で成熟します。
他の木の根に根を差し入れて養分をとる半寄生植物で、雌雄異株が特徴です。
心材の黄色がかった部分ほど香りが豊かで、外側の白っぽいところが香りが弱くなります。

香木や香料の他に、家具や仏具た扇子の木材となります。 インドのマイソール産が最高品質とされていますが、絶滅が危惧され高価になっており、インド政府によって伐採制限や輸出規制がなされています。

ウッディで甘くエキゾチックで閃光のような強い存在感がある香りで、インド産よりもオーストラリアやニュージーランド産はドライです。
香りが強い反面、衣類などに香りがつくとなかなか取れないため注意が必要です。


サンダルウッドの基礎情報

精油名 Sandalwood/サンダルウッド
学名 Santalum album
科名 ビャクダン科
産地 インド、インドネシア、中国
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 木部
主な成分 シス-ランセノール:8%
シス-α-サンタロール:50%
シス-β-サンタロール:19%
エピ-β-サンタロール:15%
薬理作用 強心
抗うつ
抗カタル
抗関節炎
抗菌
抗痙攣
催眠
消化
皮膚軟化
癒傷
適応疾患 精神神経系:不眠症、過緊張、ストレス
呼吸器系:気管支炎、咽頭炎、喉の痛み
消化器系:腹痛、下痢、胃腸炎、吐き気
泌尿器系:膀胱炎、尿路系の感染症
婦人科系:月経困難症
心理的効果 神経の緊張と不安の緩和
気分の高揚より鎮静
熟睡感
崇高な意識がもて、瞑想へ入りやすい
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
眼刺激
呼吸器刺激
香りの イメージ 白檀のような香り
木材の香り
甘い香り
樹脂の香り
発揮度 ベースノート
香りの強さ
使い方 深く呼吸する吸入法
寝つきが悪い時はトリートメント法
気持ちをお近せたい時は芳香浴
相性のいい精油 イランイラン、サイプレス、ジャスミン、ネロリ、パルマローザ、ラベンダー
心への働き 強い鎮静作用で心を深く沈め、穏やかにする
体への働き 喉の痛みなど気管支炎系の不調を改善する
心臓を強化し、血行を促進する
肌への働き 肌を柔らかくし、トラブル肌を改善する
切り傷やひび割れを改善する

アロマテラピーでの用途・効果・効能

日本人からすると寺院にいるような気持ちや線香を嗅いでいるような感覚になります。
オリエンタルな香りで、深いリラクゼーションをもたらし、時が止まったような異空間にいる気持ちになり、瞑想などのシーンで大活躍します。

身体的には声枯れ・咳などの呼吸器系のトラブルに強いです。
また、膀胱炎などの泌尿器系のトラブルにも強く、アロマバスに用いると効果が最大化します。