イランイラン【精油の百科事典】

精油・エッセンシャルオイルの「イランイラン」の特徴や詳細のご説明です。
生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

イランイランの精油の特徴

フィリピンやインドネシアなどの東南アジア、オセアニアmマダガスカルなど広いエリアに分布します。
熱帯樹木で樹高は12m-20mほどに生長いし、葉は8-10cmで細長く、表面は滑らかく薄いです。

美しい黄色の花を咲かせ直径6cmほどで花弁は細長くカールしており、最初は緑色で徐々に黄色となり、段々と芳香が強くなり、風に乗せて遠く待て香りを漂わせます。

精油収量が多く「貧乏人のジャスミン」とも呼ばれます。
香りが「自由/解放」を連想させ、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

華やかでフローラルな香りで南国をイメージする一方で、肌への刺激が強いため、強い濃度で使用すると頭痛や吐き気をもたらす可能性があります。

イランイランの基礎情報

精油名 Ylang-Ylang/イランイラン
学名 Cananga odorata
科名 バンレイシ科
産地 マダガスカル、レユニオン、コモロ
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位
主な成分 p-クレジルメチルエーテル:8%
酢酸ベンジル:12%
安息香酸メチル:5%
リナロール:8%
酢酸ゲラニル:4%
ゲルマクレンD:13%
α-ファルネセン:7%
β-カリオフィレン:5%
薬理作用 強壮
血圧降下
抗うつ
抗痙攣
抗真菌
殺菌
鎮静
鎮痛
適応疾患 精神神経系:うつ病、不眠症、不感染症、ストレス、不安障害、 循環器系:高血圧、動悸、過呼吸、頻脈
婦人科系:更年期障害、月経前緊張症
心理的効果 性的エネルギーに影響
怒りの鎮静
心の平穏化
自己愛
自信
喜び
平和
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
目刺激
呼吸器刺激
子宮収縮
香りの イメージ 花の香り
東洋的な香り
甘い香り
暖かい香り
発揮度 トップ〜ミドルノート
香りの強さ 中〜強
使い方 フレグランスやマッサージなど幅広い用途に
相性のいい精油 オレンジスイート、サンダルウッド、ジャスミン、ベルガモット、ラベンダー、レモン
心への働き 心配事や不安、パニックから解放し、元気付ける
恋心などロマンチックな気持ちを高める
体への働き 血圧を整える
官能的な感度を高める
肌への働き 脂性肌の皮脂バランスを整える

アロマテラピーでの用途・効果・効能

精神的には官能的な高揚感、安心感、受容性を与えてくれ、催淫効果もあります。そのため、ロマンチックな雰囲気を作り出すことができ、女性の性を解放します。

同時に不安、ショック、イライラ、怒り、パニックなど負の感情を解放する働きもあります。
イランイランは南国の香りであるため、南国旅行のような気分になり、大胆な行動や現実とういを促す働きもあります。

身体的には心拍数をゆっくりにし高血圧や過呼吸を整える働きがあります。
また、呼吸だけでなく、喉の炎症などを鎮める働きも期待できます。