ラベンダー【精油の百科事典】


精油・エッセンシャルオイルの「ラベンダー」の特徴や詳細をご説明です。
生産地や抽出方法などの基本的な情報から、心身への効用などの活用の仕方までご紹介します。

ラベンダーの精油の特徴

地中海沿岸が原産の常緑の多年生植物もしくは半低木で、交雑種を生じやすい性質を持っているため、たくさんの種類があります。

精油でラベンダーと呼ばれるものは「真正ラベンダー」を指しており、標高1,000m以上の高地に生息しています。

フランスではグラース、日本では北海道富良野などがラベンダー畑が有名ですが、花茎を伸ばし、先端に穂状に小さな花をたくさん咲かせます。
花同士が決して重なり合わないように並行して距離を保ちながら咲く姿は、ラベンダーのバランス感覚が伺えます。

名前はラテン語で「洗う」を意味する「ラワーレ」がラベンダーの語源の由来となっています。

香りはフローラルで、ウッディで、くっきりとしたハーブ特有の香りが印象的です。
日本では馴染深い香りですので、印象に残っている方も多いと思います。

ラベンダーの精油は安全性が高いですが、低血圧の方は連続使用に注意が必要です。

ラベンダーの基礎情報

精油名 Lavender/ラベンダー
学名 Lavandula angustifolia
科名 シソ科
産地 イタリア、英国、オーストラリア、フランス、アルゼンチン、ハンガリー

抽出方法

水蒸気蒸留法

抽出部位

葉、花

主な成分

シネオール:4%
テルピネン:4%
リナロール:39%
酢酸リナリル:32%

薬理作用

駆風
血糖降下
抗うつ
抗炎症
抗カタル
鎮痙
鎮静
皮膚軟化
癒傷
利尿
適応疾患 精神神経系:不眠症、心身症、うつ病、緊張やストレスが原因の頭痛、時喫煙欲求
筋骨格系:筋肉痙攣、肩こり、膝の痛み、腰痛
循環器系:高血圧、動悸
消化器系:鼻づまりによる呼吸困難、風邪、インフルエンザ、喘息、気管支炎
婦人科系:月経困難症、月経不順
皮膚科:アトピー性皮膚炎、皮膚炎、外傷、やけど
その他:緩和ケア、ダニ除去
心理的効果 心を落ち着かせ、身体と感情両面のリラックス
鎮静効果の後の安眠もしくは集中作業の双方の効果をもたらす
健康有害性 皮膚刺激
皮膚感作
眼刺激
呼吸器刺激
香りの
イメージ
ラベンダーの香り
草の香り
緑の香り
枯草の香り
発揮度 トップ〜ミドルノート
香りの強さ
使い方 芳香浴、マッサージ、吸入、湿布など全てに利用できる

相性のいい精油

オレンジスイート
カモミールローマン
クラリセージ
ジャスミン
ゼラニウム
レモン
ローズマリー

心への働き 緊張やストレスを和らげ、眠りを促す
体への働き 頭痛、月経痛、筋肉痛の痛みをやわらげる
血行を促し、リンパの流れを良くする
肌への働き 日焼けによる炎症をしずめ、やけどの治りを促す
ニキビ、虫刺され、水虫などを改善する


アロマテラピーでの用途・効果・効能

ラベンダーの香りは自律神経・精神のバランスを整え、怒りの解消や疲労困憊や睡眠不足に有効です。
ラベンダーの代名詞は「不眠症への効果」ですので、香りを嗅ぐだけでリラックス効果があります。

同時に「精油の中の万能薬」と言われ、痛み(捻挫、寝違い、リウマチ)や、女性系トラブル(火傷、皮膚の炎症、かゆみ、虫刺され)などに効果があります。

 

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