アロマオイルとは?香りのある生活を楽しむ方法【これを読めば、全てが分かる】

お部屋で香りを楽しむためのマストアイテムがアロマオイルです。
アロマオイルはディフューザーやアロマバスやキャンドルなど様々な方法で使用することができます。

アロマオイルとは何か?選び方や使い方、人気の香りについてもご紹介します。

アロマオイルとは

アロマオイルは花や果物や植物の香りを楽しむことのできる液体で、生活の一部にアロマオイルを取り入れることで、癒しやリラックスをもたらしてくれます。

「アロマオイル」は広い意味の言葉で使用され、エッセンシャルオイルや精油や合成香料をアルコールや他のオイルで希釈したものを指します。

アロマオイルと精油の違いは、アロマオイルは合成香料などの人工的なオイルも含みますが、精油は天然の植物から抽出されたオイルのみです。
ちなみに、エッセンシャルオイルは精油を英語にしたもので、同じ意味です。

精油やエッセンシャルオイルなどの天然香料は心身への影響や効果がありますが、合成香料は香りを楽しむだけですので、心身への効果はありません。
精油には、香りによってリラックス効果やストレス解消、疲労回復、美容効果などさまざまな効果が期待されています。

アロマの歴史は古く、あのクレオパトラもバラやジャスミンなどのお花をオイルにつけた「香油」を愛用していたという逸話が残されています。
日本でも平安時代から使用されていた記録があり、昔から植物の香りを利用したアロマは、人々の生活に根付いていました。

アロマオイルと精油・エッセンシャルオイルの違い

「アロマオイル」という名目で販売されている商品は、合成香料もしくはエッセンシャルオイルをアルコールや油等の溶媒で希釈したものです。
精油(エッセンシャルオイル)」と雑貨扱いの「アロマオイル」は異なる品物となります。

アロマオイルは合成された成分を使用している場合がありますので、蒸気の直接吸入や香水としての使用はできません。
ポプリの香りづけやルームフレグランスなどに用いるのがオススメです。

精油は、草花や葉、果実のほか、種や木の皮、樹脂から抽出した天然の素材です。
エッセンシャルオイルは、濃度が高く揮発(きはつ)する性質をもっており、それぞれ異なる香りをもっています。

 

アロマオイルと精油・エッセンシャルオイルの見分け方

アロマオイルや精油を購入するときに、見た目は小さな瓶に入っておりとても似ているため、違いが分かりにくいことがあります。
心身への効果を期待したり、肌に接するマッサージやアロマバスには精油のみが使用でき、アロマオイルの使用は避けましょう。

そのためには、人工香料のアロマオイルと天然香料の精油の見分ける必要があります。

100%植物抽出の精油は瓶やラベルに下記ような特徴があります。

  • 茶色や青色などの遮光瓶に入っている
  • 精油、エッセンシャルオイル、Essential Oilの明記
  • 植物の学名・品名・原産地が記されている
  • 抽出部位と抽出方法が記載されている

他に見分ける点として、精油は植物から抽出しているため、ある程度の価格がするため、100円ショップなどでは販売していません。
また、香りや種類によって価格が異なります。

極端に安いものや、どの香りも同じ価格のアロマオイルは人工のもので、精油ではありませんので、注意が必要です。

アロマオイルの使い方

アロマオイルを体に取り入れるためにはいくつかの方法があります。
天然香料の精油を体に取り入れることで、心身への効果あるので、効果が最大化するようにいろんな方法で取り入れてみましょう。

芳香浴・ディフューザー

芳香浴法は、アロマディフューザーやアロマストーンなどに精油を垂らし、香りを空気にのせて楽しむ方法です。
芳香浴法の良いところは、アロマの香りを効率的に部屋中に広げ、楽しめることができます。

アロマポット

水を上皿に7~8分目めまで張り、アロマオイル(精油)を1~5滴程度垂らしてろうそくで温める方法です。
蒸気とともに香りが広がって癒されるだけでなく、ろうそくのぼんやりした灯りにもほっこりします。

アロマライト

上皿にアロマオイル(精油)を1~5滴程度垂らし、電球の熱で温める方法です。
基本的にはアロマポットと同じですが、アロマライトは火を使わないので、ろうそくよりも安全性が高いです。

アロマディフューザー

アロマディフューザーにはサイズや拡散方法など様々なタイプがあります。

熱を使わないので、アロマオイル(精油)の成分が変わらず、香りを拡散させる力が強く、長い時間香りを楽しむことができます。
超音波振動板で水を振動させて冷たいミストを発生させる超音波式と、タンクの水を加熱して熱い蒸気を発生させるスチーム式がメジャーです。

アロマストーン

アロマストーンとは石膏や陶器で作られたアロマを楽しむことができるストーンです。
アロマオイルを数滴垂らすと、やさしくじわじわと香りが漂っていきます。

アロマディフューザーで場所を取りたくない、部屋に溶け込むようなさりげないものがいい、という方にはアロマスト―ンがおすすめです。
インテリアのように楽しめるので、お部屋の美観を大切にしている方にぴったりの使い方かと思います。

リードディフューザー ・アロマスティック

コンセントや電池を使わず使えるアロマディフューザーが、アロマスティックです。
容器・スティック・アロマオイルがセットになっており、容器にオイルとスティックを入れるだけで香りを楽しむことができます。
とても手軽に使えるので、アロマディフューザーに毎回セットするのが手間という方におすすめのアイテムです。

お風呂・アロマバス

アロマオイルは入浴中のリラックスアイテムとしてもおすすめで、毎日のバスタイムは、一日の疲れを癒すリラックスタイムでもあります。
バスタイムにこそ、リラックス効果の高いアロマオイル(精油)を取り入れてみましょう。
濡れタオルにアロマオイルを数滴たらして顔にのせるだけで、むくみもすっと解消されるんです。

全身浴

お湯をはった浴槽に、精油を5滴以下落として、よくかき混ぜて、ゆっくり入ってください。
アロマオイル(精油)の香りがお風呂の湯気とともに広がり、入浴中のリラックス効果を高めてくれます。

アロマオイル(精油)は、水に溶けにくい性質があるので、5ml程度のキャリアオイルに希釈して使用してください。
純度の高いアロマオイルは、人によっては肌の刺激になってしまうので、入れすぎには注意しましょう

半身浴

38℃~40℃のぬるめのお湯に、アロマオイル(精油)を3滴以下落として、心臓の下までつかるのが、半身浴です。
心臓に負担をかけず、ゆっくりつかることができるので、からだの芯まで温まります。

足浴

大きめの洗面器などに40~43度くらいの熱めのお湯を入れて、アロマオイル(精油)を3滴以下落として、くるぶしまで足を入れます
足湯はくるぶしまで入れて温めることで、足がむくんで、だるいとき。 簡単にできるので、ちょっとした気分転換によいです。

手浴

手浴は、手や腕の疲れ、肩こりに効果的で、蒸気を吸い込むようにすれば芳香浴としても楽しめます。
大きめの洗面器などに40℃くらいのお湯を入れて、アロマオイル(精油)を2~3滴落として、手首までつけて、5~10分。 蒸気を吸い込むようにすれば、芳香浴も楽しめます。手浴は、手や腕の疲れ、肩こりに効果的で、蒸気を吸い込むようにすれば芳香浴としても楽しめます。

マッサージ

混ぜるときには、エッセンシャルオイルの濃度が1%以下になるように作りましょう。
目安としてはキャリアオイル50mlに対してエッセンシャルオイル10滴をプラスするくらいです。

好きな香りのアロマオイルでマッサージをすることによって、冷えによるからだの強張りやむくみを解消する効果があります。

ただし、アロマオイル(精油)をそのまま使うと肌への刺激が強すぎるので、エッセンシャルオイルと馴染んで濃度を薄めてくれるホホバオイルや、スイート・アーモンドオイル、グレープシードオイルなどのキャリアオイルと混ぜた使い方が基本になります。

フェイシャルスチーム

湯気がたつくらいのお湯を洗面器に入れ、アロマオイル(精油)を1~2滴落とし、蒸気を逃さないように頭からタオルをかぶり、お湯より20~25cm上に顔を近づけます。
目を閉じて、顔を「蒸す」ようなイメージでパック状態にすることで、毛穴が開きやすくなるので、肌や、のどにうるおいを与えてくれ、しっとりした肌を実感でき、溜まった汚れや老廃物を洗い流す効果が期待できます。

アロマオイルの注意点

精油は正しく使えば、心にも体にも優しく作用してくれます。
精油は、植物の中に含まれる有効成分を凝縮した濃厚な「原液」ですので、使用の際には注意点を守ることが大切になります。

直接皮膚につけない

精油は、植物のエキスを高濃度に抽出してつくられています。
植物の状態では普通に触れることができても、エキスをギュッと凝縮された状態の精油はまた別物です。

原液を皮膚につけたり、口にすると、精油はたちまち皮膚の毛細血管に入り込み、全身を巡り、消化器官や肝臓、腎臓に毒性を及ぼすと言われています。

マッサージ用のオイルなど、「直接皮膚につけてもOK」という表示のない商品は、ほかの植物油などで希釈してから肌につけることが原則になります。
アロマオイル・エッセンシャルオイルの中には、肌に塗って日光に当たることで炎症を起こしたり、かゆみを起こす成分が含まれるオイルもあります。

光毒性に注意

精油の中には、日光や紫外線に当たることで炎症を起こす「光毒性」をもつものもあります。

光毒性がある精油は、レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなどの柑橘系で、使用後すぐに紫外線を浴びると皮膚にシミや炎症を起こす可能性があります。

光毒性は皮膚につけた状態で起こるものなので、そこまで心配することはありません。
日中を避け、夜だけ使うなどの対策で大丈夫です。

ペットに注意

犬や猫などの動物は、人間とは違い、アルコールや精油の成分が代謝されにくいと言われています。

全ての精油に対して毒性があるとは分かってはいないのですが、できればペットの前では使用を控え使ったあとはしっかり換気をするなど工夫して楽しみましょう

病気、子供、妊婦には注意

アロマオイルやエッセンシャルオイルは、使用する人の体調や体質によって、違和感を感じることもあります。
必要に応じて医師や専門家に相談の上、少量の使用からスタートするのが良いでしょう。

精油は体が未発達の子どもには作用が強いものです。
3歳以下の子どもには使用せず、12歳以下には専門家のアドバイスをもらいましょう。

妊娠中の体は敏感であり、また胎児に影響がないよう使用は控えたほうがよいでしょう。
通院中、体調がよくないときは使う前に医師に相談してください。

アロマオイルの保存方法

精油は、日光や温度の影響を受けると品質が変わるのが特徴です。

  • 直射日光や紫外線が当たらない風通しのよい場所に保管。
  • 高温を避けて保管しましょう。
  • ふたを閉め、ビンは立てて保存。
  • 未開封なら約2年、開封後は約1年で使い切る。

アロマオイルの香りの種類

アロマオイルにはいくつか香りの種類があります。リフレッシュタイムに使用するには、アロマオイルの効果だけでなく香りの好みも重要です。
アロマオイルには抽出部位や植物の科目により、分類されることがあります。

フローラル系

主に花から抽出される種類で、香りの特徴は多種多様ですが、甘く柔らかな香りや、華やかな香りのものが大半です。
よほど特徴的な香りの花でない限り、万人受けするものが多いのも特徴で、リラックスしたいときやエレガントな気分になりたいときにおすすめの系統です。
なお、ローズの精油は精油の中でも高価です優しい香りは、ディフューザーなどで部屋に拡散させる使い方もおすすめです。

【フローラル系の主なアロマオイル】
ラベンダー・ローズ・カモミール・ジャスミン・ゼラニウム・ネロリ 他

樹木系(ウッディ系)

樹皮・葉・枝などから抽出される種類で、森林浴をしているような、爽やかで清々しい香りが特徴です。
アロマオイルをお風呂に1~2滴垂らしてアロマバスにすれば、木でできたお風呂に入っているような気分が味わえます。

【ウッディ系の主なアロマオイル】
ティーツリー・ユーカリ・サイプレス・プチグレン・シダーウッド・ローズウッド 他

樹脂系

樹木の樹脂から抽出される種類で、重厚感と甘みのある奥深い香りが特徴です。
液体の粘度が他のものより高く、香りの持続力も高めです。
慣れていない方は、少量をハンカチなどに垂らす使い方から始めてみましょう。
【樹脂系の主なアロマオイル】
フランキンセンス・ベンゾイン・ミルラ・ガルバナム 他

ハーブ系

ハーブの葉や種などから抽出される種類。やや苦味のある清涼感の強い香りです。
鼻にスッと抜けるような爽やかな香りが多いので、仕事中や勉強中にもおすすめです。
ハンカチに1~2滴垂らしてバッグに入れておけば、勤務先や学校でも気軽にリフレッシュできるでしょう。

【ハーブ系の主なアロマオイル】
ペパーミント・レモングラス・クラリセージ・タイム 他

柑橘系

柑橘系の果物や、柑橘系の果物の香りに似た葉っぱなどから抽出されます。
爽やかでフレッシュな香りが特徴で、香りの持続力が低いものが多いので、あまり気負わず気軽に使用できるでしょう。

果皮から抽出するものが多いので、果実そのものの香りに近く、試香しなくてもイメージが湧きやすいという特徴もあります。。
初心者の方にもおすすめの使いやすい系統です。

また、柑橘系のアロマオイルは他の種類のものより酸化しやすいので、開封後半年以内に使い切るのがおすすめです。
【柑橘系の主なアロマオイル】
オレンジスイート・レモン・ライム・グレープフルーツ・マンダリン・ベルガモット・ユズ 他

オリエンタル系・エキゾチック

東南アジアや中東を思わせるエキゾチックな香りの種類です。
重く甘い香りが特徴で、イランイランやサンダルウッドなどが有名です。
香りが強く、持続性も高めなので、使用する量には注意が必要で、一方で、少量でも香りが長持ちするので、コストパフォーマンスがいいとも言えるでしょう。
個性的な香りが多いので少し扱いが難しいので、他のオイルに少量ブレンドされて使うことが多い系統です。

【オリエンタル系の主なアロマオイル】
イランイラン・ベチバー・サンダルウッド・パチュリ 他

スパイス系

スパイス類から抽出される種類で、ピリッとした香りが特徴で、好みが分かれるかもしれません。
料理でよくスパイスを使う方なら香りを想像しやすいでしょう。
刺激が強めなので、最初は数滴ティッシュに垂らすなど、あまり拡散させず使う方法がおすすめです。

【スパイス系の主なアロマオイル】
シナモン・コリアンダー・ブラックペッパー・カルダモン・クローブ・ジンジャー・クミン 他

アロマオイルの人気の香り

ラベンダー

ラベンダーはアロマオイルの代表格でリラックス効果に優れた精油で、草っぽさのあるお花の香りが特徴で、気持ちをスーッと落ち着かせ癒してくれます。
優しいフローラルな香りが神経の疲労を和らげ、ストレスによってこわばった心や体をほぐして、リラックスさせる働きがあります。

自律神経のバランスも整えてくれるので、寝つきが悪いときや、眠りの浅いときに使うと効果的です。
女性特有のPMSによるイライラを鎮静する作用もあるといわれており、自分ではコントロールできないモヤモヤも落ち着かせてくれます。

オレンジスイート

オレンジスイートは、緊張とストレスを解消し、働きがあります。

落ち込んでしまった心をそっと温めて、ポジティブな気持ちにするだけではなく、食欲を増進させる効果もあるので、気分が塞いでご飯があまり喉を通らないときにもぴったりです。

ただし、光にあたると毒性を発するため、肌に直接付けるのはNGです。

レモン

レモンは、気分のリフレッシュや、集中力を高める精油です。
スカッと爽やかな香りは、頭の中のごちゃごちゃした思考をクリアにして、前向きにしてくれます。

また、殺菌作用もあるため、風邪の予防にもおすすめです。
レモンには「光毒性」があるので、紫外線に当たらないように気をつけましょう!

グレープフルーツ

苦みを伴う柑橘系の香りが甘くて爽快な香りが気分をリフレッシュします。
副交感神経を刺激するため、消化促進作用があり、ダイエット効果や記憶をつかさどる脳を刺激する効果があります。
光に対する毒性があるので、肌に直接付けることは避けましょう。

ローズマリー

ローズマリーは、気分をリフレッシュさせ、記憶力を高める精油です。
ローズの甘い香りには、前向きな気持ちになれたり、幸福感をもたらしてくれるパワーがあります。

血行を促す作用もあるので、疲れた体にも優しく作用します。
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を高める効果があるといわれており、乱れてしまったホルモンバランスを整えてくれるのです。生理前で気持ちが不安定な時や、自分に自信を無くしてしまったとき、肌荒れに悩んでいるときなどにおすすめの香りです。

ペパーミント

ペパーミントは優れたリフレッシュ作用がある精油です。
すっきりとした清涼感のある香りは鼻や喉の通りを良くするので、脳に刺激を与え、眠気を覚まし、鼻の通りを良くしてくれます。

また、虫が嫌う香りなので、蚊やハエなどの虫除けとしても効果的です。
肌に触れると、清涼刺激があるため、口臭予防や防臭、肌の清浄などに用いられます。

ユーカリ

ユーカリは清涼感と甘みが感じられるグリーン系の香りで、気分をリフレッシュさせる精油です。
シャープでクリアな香りが眠気を覚まし、頭の働きをよくしてくれます。

ペパーミントのように鼻や喉の通りを良くしてくれるので、呼吸を楽にする効果があり、風邪の予防をはじめ、息苦しさを感じるときにも効果があります。

ゼラニウム

ゼラニウムには、心身のバランスを整える働きがあります。
ローズの香りに似ており、女性からの人気も高い精油です。

ストレスによってこわばった心と体をゆるっとほぐし、ココロもカラダも疲れた時、精神のバランスを整えてくれる、不安な気持ちやイライラを鎮めてくれます。
女性のリズムを整える効果がある他、肌に対する保湿効果があります、デートの時など良いムードになりたいときにもオススメです。

イランイラン

甘くて濃厚な香りをもつイランイランは、不安感やイライラを鎮めてくれる精油です。
少しエキゾチックな香りで、香水などによく使われているお花です。

エキゾチックなイランイランの香りは「異性を惹きつける媚薬」とも呼ばれており、インドネシアでは新婚夫婦のベッドにイランイランの花を散らす文化もあります。

アロマオイルとは何か?選び方や使い方、人気の香りについてもご紹介しました。



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